Nikon D3X

ソニーα900が余りにも素晴らしいので、ビックカメラに行く度に展示機を触って感心していたのだが、本日ビックカメラに行ったら新製品情報のポップが置いてあり、たまげたことにそれはNikonのD3Xの広告であった。D3ベースの2450万画素機とのことで、素子はα900と同じものであろう。高感度撮影にはあまり重きを置いていない予感がするが、ニコンは突然人を脅かすようなことをするメーカーなので油断はできない。実写画像が出回るのが楽しみですね。発売は12月19日。価格は89万ちょっと。小室哲哉的な存在が友達に欲しいところだ。
しかし、するとα900というカメラは、ネタで値段つけたんじゃねえかと思えるくらいの激安価格であることがいよいよ明らかであり、果たしてソニーの頭は大丈夫だろうか。αの文字とレンズマウントの飾りがシャリバンみたいな色じゃなかったら、そして電源が右手でスイッチできる位置にあったなら、うっかりヤミ金に借金して買っちゃっていたところだ。ニコン派の自分の心が揺れるほど、何と言うか立派なカメラです。ファインダーが綺麗で、シャッター音はPENTAX 645みたいな「バホ」という感じで、目の前の光景を小箱に収めている感じが手の中に伝わってきて、何とも言えず良いのだ。重さも大きさもちょうどいい。つまり素晴らしい。あーデジカメ欲しい。欲しい欲しい。
そう言えば、キヤノンEOS 5D Mark IIも発売になったのか。あれも素晴らしいカメラだ。最近のニコンの色味は不思議であるし、レンズの縛りがない人は(あるいは俺のようにニコン脳の恐怖じゃない人は)、みんなEOS 5D Mark IIを買うと良いだろう。銀塩からの移籍組にとって、ほとんど一択を強要する、非常に素晴らしいスペックの、とても良いカメラだと思う。あーデジカメ欲しい。欲しい欲しい。
デジカメがフィルムスキャナの画素数を超えるようになってきた。そろそろ、潮時なのかなー。