ラブ・アクチュアリー 感想

見てきた。ちょっと季節はずれだったけど楽しい映画でしたよ。ヒュー・グラントは最早ワザとらしらさがワザとらしくないマイケル・ケイン的領域に達してる感があるね。今回も素敵だった。
アメリカ大統領の配役が見事だった。某セックスモンスターな人が演じてるんだけど、セックスモンスターがゆえの嫌味のなさが思いっきりハマった。「ジョゼ・・・」の妻夫木君もそうだったけど、生まれつきモテる人とかフェロモン過多な人とかセックス中毒の人とかって特に作為なく生まれつきそうなので、あまり嫌味というものがないんだよな。俺もあやかりたい。無理だな。
色んな役者が出てくる映画だけど、みんなそれぞれに素敵でした。ダイ・ハードに感動した俺にとってはアラン・リックマンと言う役者はある意味ミフネ的存在なのであるが、うむ、良かった。かっこいい。ハリー・ポッターのアラン・リックマンはあんま好きじゃないけど、今回のは良かった。駄目キャラだけど。彼を誘惑する女子もエロくて良かったな。て言うか全体的にみんな良かったんだけどな。ヒュー・グラントにリーアム・ニーソンにアラン・リックマンにコリン・ファースに某セックスマシーンが同じ映画の中で蠢いてるって、ううむ、こういう無意味な豪華さを俺は愛するよ。楽しいよ。「アバウト・ア・ボーイ」より良かった。
それと子役がパグ犬に似ていた。
頭を空っぽにして豪勢さとハッピーさに満たされに行くには最適な映画だと思う。極めてポジティブな意味で、暇潰しに、是非。