K-1が相撲ルールのワンデイトーナメントを開催

K-1的にはかなりおしまいムード漂いますが、格闘技イベントとして見れば相当に面白い企画だと思います。これが相撲の再評価に繋がれってくれれば、格闘技ファンとしては嬉しいです。
日本人は見慣れてしまっているので今更相撲なんて巨漢の押し合いへし合いにしか見えませんが(大晦日の曙もあんなだったし)、相撲ってのは実はとってもデンジャラスな格闘技です。何がデンジャラスって色々デンジャラスなのですが、最もデンジャラスなのは70cmの至近距離から150kg超の人間がフルパワーで頭から突っ込んでくる展開が試合開始直後に必ず用意されている点です。一般的な格闘技のルールではぶちかましなんて絶対当たるはずないんですが、相撲ルールだとガンガン当たります。相撲のルールには「単純だけど奥が深い」なんて言葉では済まされない極端さが沢山潜んでいるのです。
相撲未経験の格闘技者が一体どんな相撲を取るのか。世間ではイロモノ扱いされると思うけど、ううむ、俺は激しく楽しみだよ。
参考:決まり手一覧