ソニーがMGMを買収

ソニーがMGM買収、映画業界で世界最大に
 【ニューヨーク=小山守生】ソニーは13日、米ケーブルテレビ最大手コムキャストや米投資会社3社と共同で、米映画大手MGM(メトロ・ゴールドウィン・メイヤー)を買収することでMGM側と基本合意した。1989年に買収した米コロンビア映画(現米ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)と合わせ、ソニーグループは世界の映画業界で最大の勢力となる。人気シリーズの続編制作などで収益拡大を図るほか、電機業界を二分している次世代デジタル多用途ディスク(DVD)の規格争いなど、ハード戦略にも活用したい考えだ。
 買収には、米メディア・娯楽大手タイム・ワーナーも名乗りを上げ、有利と伝えられていたが、ソニーは1株当たり12ドルと、ワーナーの買収案を上回る金額を新たに提示したことから、ワーナーは13日午後になって買収を断念した。
 関係筋によると、買収額は負債の引き受け約32億ドル(3500億円)を含む総額48―49億ドル(約5300億円)となり、現金でMGM株を買い取る。ソニーのほか、テキサス・パシフィック・グループ(テキサス州)やプロビデンス・エクイティ(ロードアイランド州)など投資会社3社も当初の買収資金を負担する。(読売新聞)

メジャーも統廃合な時代なんですね。MGMライオンはどうなっちゃうんだろう。