おしごとに関する雑感

フラワーラウンジより。

今の職場は仕事も人も無茶苦茶に断片化しており、それらが断片化していることによって個人が個人の価値を維持したり、余計な仕事から身を守ると言う不思議な仕組みが形づくられている。各々の自律性を重視してるように見せかけた、みみっちいカオスだ。会社組織の駄目さを「船頭多くして船山に上る」みたいな諺で表現することは良くある話だが、今の勤務先を一言で表現するなら、
「第n回 リレー式 目隠し遠泳大会」
である。誰がどこを泳いでいるのか、自分以外に誰が参加しているのか、誰も興味を持たずにひたすら泳ぎまくっていると言った風情である。傍目から見ると非効率極まりないアホなレースだが、そんな非効率性に打ち勝ってこそスイマーみたいな風潮すら感じられる。とにかく自分だけの困難なレースを泳ぎ切ることがロマンらしい。
ちなみに俺は第二泳者だが、第一泳者は物凄く関係ない位置で力泳中で、多分戻ってこない。