「デビルマン」の監督死去

那須博之氏(なす・ひろゆき=映画監督)27日午後8時51分、肝臓がんのため東京都調布市の病院で死去、53歳。東京都出身。葬儀・告別式、喪主などは未定。後日「お別れの会」を開く予定。
東大卒業後、日活の助監督に。フリーとなって監督した「ビー・バップ・ハイスクール」(1985年)がヒット、シリーズ化された。ほかに薬師丸ひろ子主演「紳士同盟」など。昨年秋の「デビルマン」が最後の劇場映画監督作となった。

今知りました。テレビも新聞もネットもない世界で暮しているとこんなものです。遅ればせながら御冥福をお祈りします。
死んだ人に死んだからと言う理由で優しくしないのが当日記の基本的な指針なので、映画「デビルマン」がどうしようもない駄作であろうことは評判から察するに間違いなさそう、よって恐らく今後も観ることはない上に、観てないにも関わらずまるで観てきたかのように「デビルマン?ああ、あの駄目映画のことですね?」などと知ったかぶりしてみることも恐らく不変で、つくづく汚らしい人間であるなあと自分のことを思います。
死んだ人に急に優しくするのは嫌いですが、彼らが死までの時間を生き抜いたことを思うと何となく平伏するしかないような気持ちになるとともに、ところで俺は一体何やってんだろう、と思います。