そう言えば買ったCD 空気公団「あざやか」

空気公団第二期最初のアルバム。従来のふわふわしたモラトリアム感や緩い共同体へのあこがれ、ユートピアへの希求みたいなものが鮮やかに消失し、より内省的で凄みのある表現に到達している。今まで使われなかった「私」「あなた」と言う人称も感動的だ(空気公団はずっと僕と君と僕らだった)。お気に入りはM1「桃色の絨毯」、ひたすら内省的なM2「とまれうた」、いかにも空気公団なオルガンとピアノが切ないM4「6月のポムさん」、M10「あざやか」。相変わらず素晴らしいです。