[]ヘンリー・ダーガー特集@美術手帖

今月の美術手帖ヘンリー・ダーガー特集。図版、記事ともに充実していて、素晴らしい。

ストレンジとかアウトサイダーとかのレッテルをなしにしても(個人的にはそろそろなしにして良い気がしてならない)、その技法とセンスは卓越しており、これが発見されて本当に良かったと思う。故人は作品を見られたくなかったはずだ、と言う人もいるが、自分が死んでしまうのと同時にヴィヴィアンガールズの世界も失われて然るべき、とは全然思っていなかった様子なので、繰り返しになるがこれが発見されて本当に良かったと思う。
ダーガーは単なる趣味の人ではなく、自らを「アーティスト」であると規定した上で大作「非現実の王国で」に取り組んでいたそうです。