亡くなったSAT隊員の装備についてなど

町田市立てこもり事件について

愛知県長久手人質立てこもり事件について

 林隊員はなぜ、盾の上部に上半身をさらしたままそのライナーを下ろし、銃を構えていたのか?今回のSAT林隊員について、詳しく述べられることはないかもしれないが、今警察側から公開*1されている範囲によれば『左側鎖骨下部から銃弾は入り、右肋骨、胸骨を貫通し(また逆に戻って?)心臓に達している』 というものだ(これは右目で照準をつけていた姿勢のまま、その相手側から撃ち返された角度だろう)。
 これはいかにも警察側は偶然、ベストの部分を交わし銃弾は「ベストを着ていない首筋から体内に撃ち込まれた」ということになっている。ベストの強度についてはこうすれば触れずに済む。
 それならそれで(より強い物を支給してくれれば)良いのだが、どうもこの説明は毎度毎度、防弾チョッキを着ていながら殉職した事件を警察が説明する言葉と同じなのはいったい偶然か?
 ボクは違うと思う。
 銃弾はあのヘルメットのライナーにいったん当たって、そこから方向を替えて鎖骨下へとバウンドしたのではないのか?MP5を立射の構えで持ち、その照準を定めたとしたら斜めになったライナーに当たった銃弾は、一目散に「ベストの首周りが甘い部分」から”滑り込み”、首の付け根部分を速度ほとんど落とさず暴れまわり、一帯を損傷させる。

ううむ。銃は怖い。
それこそロボコップ的な何かを導入すると良いと思うのだけど、駄目なのかしら。

*1:原文「後悔」でしたが勝手に漢字を変えました。