無事に勝った。良かった。難しいと思うが、出来れば優勝して欲しい。
総合格闘技の中心は日本からアメリカに移りつつある。色んな原因が考えられるが、良い選手を持ち上げず、上等な技術を解説せず、下らないドラマを中心に据えた「番組」作りを優先し、格闘技を結局「見世物」のレベルに留めてしまったテレビの人々の責任が非常に重いと思う。
総合格闘技は着々と技術の蓄積を続けており、本当の意味で「総合的な」競技になりつつある。いかにして人体を掌握するか、と言う芸術にさえ近づきつつある。一番面白いスポーツにもなりうるというのに、何というザマだろう。結局プロスポーツを完成させるのは、いつも通りアメリカなのだ。
