初コーヒー

ひげそりみたいな電動ミルで、生協で買ってきたコーヒー豆をガリガリして飲む、と言うレベルではなく、ちゃんとしたコーヒー豆を、然るべき方法で粉状にし、それなりの方法で抽出したものを頂きたいと、常々思っていた。ネスカフェゴールドブレンドの性能が良すぎるために延々後回しにしていたが、こないだ友達の結婚祝いに何を贈ろう、そうだコーヒーの粉がよかんべ、そうしようそうしよう、とプレゼントしてみたところ、考えてみたら俺はそんなに上等なコーヒーを飲んだことがない、俺も自宅でおいしいコーヒーが飲みたい、と言う思いが抑えきれなくなり、遂にこの度、準備した。と言っても別に自家焙煎するぞとかサイフォン使うぞとかじゃなくて、普通のペーパードリップなんだけど。ただしミルがひげそりから小型のミシンみたいなものに進化し、ホーロー製のコーヒーポットが新たに出現した。ドリッパーはカリタの「BGドリップセット185」と言うのにしたが、3〜4人用と言うことで2人暮しには若干大きかった。まあいいや。
で、本日amazonやらコーヒー屋さんやらから色々な物が送られてきて、晴れて自宅でおいしいコーヒーが飲めることとなった。インスタントコーヒーにお湯をぶっかけてズルズル飲む生活が長かったので、めんどうくさくなってゴールドブレンドに復帰する可能性も充分にありうるが、物事に若干の手順があると言うのはいかにも大層なことをしている感じがしてよろしい。最初だから極めて高価な豆を購入してみたのだが、これはさすがに味も匂いも極めて高価です。ただしこんなことを毎朝やってられるか、と言う疑問は大いに残る。どんなもんなんですかね。