SARAH ILLENBERGERの毛糸編みの内臓たち

yoyoyo2008-04-17

WTBWで知った。SARAH ILLENBERGER嬢による毛糸編みの内臓。
ここ数ヶ月、なぜかヒトの内臓の写真を多く目にする生活を送ってるんだけど、その極彩色と生々しさと大雑把なビジュアルには想像を絶するものがあります。こんな大雑把なものが我々の体の中にひっそりと収まって、奇跡のような巧妙さと精緻さでもって機能して、ひとつの生体を運営しているのだと思うと、全体の印象としてはまさにこれらの毛糸編みようであり、何しろ第一印象が「まるで本物みたいだ」だった。内臓がグロテスクに見えるのは本来的に外部に露出するように作られていないからで、これらが皮膚の直下にある時には、まさにこのような精密さと儚さをたたえて活動しているのです。
自分の肺や心臓を想像してみよう。凄いとしか言いようがない。顔が悪いとか頭が悪いとか、どうでも良くなるほど圧倒的に凄い。