カラオケ映画版ムービオケ

海外ボツ!Newsより。

 ニューヨークで「ムービオケ」なるものがつくられされ、話題になっているそうだ。その名の通り、カラオケの映画版だ。映画ヲタクのアナスタシア・ファイトさんが開発したもので、大きなスクリーンに自分のお気に入りの映画のシーンが映し出され、客はその前で役者になりきってセリフを言う。セリフの部分がカラオケになっているわけだ。
 ニューヨーク・イーストヴィレッジのピザ屋とレンタルビデオショップの地下にある「Den Of Cin」で週一回、ムービオケのイベントが催されている。
 参加者は映画通りのセリフを言ってもいいし、場面を利用したパロディで笑いを取ってもかまわないそうだ。

照れとか恥とか全部捨て去れば結構面白いかも知れないですね。スクリーンの前じゃなく、実際にセットに入れて貰えるんだったら当たり前だけど更に良い。パロディとか物真似ならともかく、本気でなりきるつもりならスクリーンの前じゃ厳しいだろう。て言うか無理だ。きっと虚しいぞ。俺は何かなー。真っ先に思いついたのは「ファイト・クラブ」の終盤(拳銃のシーンと最後の最後)と「ゲーム」のマイケル・ダグラスのダイブだ。別にフィンチャー教の信者と言うわけでないけど、今思いついたのはこれだった。あとはブレードランナーのアレだな。

"I've seen things you people wouldn't believe.
Attack ships on fire off the shoulder of Orion.
I watched C-beams glitter in the dark near the Tannhauser gate.
All those moments will be lost in time, like tears in rain.
Time to die."

うーむかっこいい。意味もなくタンホイザーゲートって言いたい。レプリカントだから英語が下手くそでも何とかそれらしいかも知れないし。一度激しく死んで生まれ変わりたい願望があるのだろうか、昔から印象に残るのはそういうシーンが多い。石井隆の「GONIN」で本木雅弘が雨の中ヤクザの事務所に乗り込んでくシーンも好きだなあ。セリフないし。