桜の名所に桜を見に行ってショックを受ける

本日は近所にある桜の名所まで桜を眺めに出かけました。田舎住まいなのでそんな名所が近くにある。
実は日本の桜百選にも選ばれてるぐらいの名所らしいんだけど、なぜか一度も中に入ったことがなかった。歩いて20分の場所にあるのに。単にめんどくさかったんだ。ずぼらだ。
車に乗ったままチンタラ走って入り口の並木を眺めるぐらいは毎年してたのです。その並木も相当凄いので、「ほーこれが百選に選ばれる桜かあ。流石に綺麗だのう」などと勝手に満足して途中で引き返していたのです。奥には駐車場ないし。でもね、どうやら俺はみくびっていたようだよ。あんなに凄いとは思わなかった。
どんな景色か。それはもう想像を絶するものでしたよ。なだらかに傾斜した広場を桜が鬱蒼と取り囲んでいて、風が吹くと信じがたい量の花びらがどばああああああああああと降り注ぐのです。薄暗くなってからだから色なんてもう分からない。青っぽい暗闇の中を白っぽい何かがどおおおおおおおおおおおおお。びっくりした。
桜の霞の向こうに朱色の門がそびえているのが分かる。月も出ている。夜店のオレンジの灯りが遠くに見える。おめんが怖い。何か子供の頃に見たような景色だ・・・。綺麗を通り越して、もはや悪夢的と言ってもいいような絶景でした。桜の木の下には・・・なんてバカな話がよくあるけれど、いや〜、埋まっていないはずがないわ。死体。怖いぐらい綺麗なのはきっとそのせいだ。
明日も行こう。
今日の教訓:名所と言われる場所には行っといたほうがいい