パノラマ写真と赤外線写真

赤外線に感応するフィルムを使って撮られた写真を赤外線写真と言います。一見普通の白黒写真に似てるんだけど、何しろ赤外線は目に見えない。それを写しとるわけだから、我々が見ている景色とは少し異なった写りをするのです。
すなわち、赤外線を沢山反射している物は白っぽく、あんまり反射してない物は黒っぽく写る。たとえば空は真っ黒になる。雲や木々の緑は白っぽく輝く。その特性から山岳写真とか特殊な用途に使われることが多いんだけど(乱反射光の影響がほぼないから、稜線が肉眼よりもクリアに見えるのだ)、独特の写りが好まれて、趣味の風景写真に使われることもある。超現実的な感じが美しいのです。何というか、こう、頭の中で記憶してる景色ってこんな感じだったりしませんか。常にじゃないけど、たまに。夏とか。

現像ってやっぱ自前でするしかないのだろうか。無理なのだ。普通に写真屋さんに出しちゃって良いのかなあ。
真っ白にされたり、現像代が馬鹿高かったりしないだろうか。よく分からない。ふあんだ。
パノラマ写真も好きなのだ。

やはりスイング式が超現実的で良いと思うのだ。WIDELUX F8が欲しい。ブラッド・ピットも持っていると言う。高い。無理だ。
パノラマの赤外線写真。とても美しいね。