作:橋本以蔵/画:たなか亜希夫「軍鶏」

格闘漫画。漫画喫茶で8巻ぐらいまで読んだ。面白かった。
「東大確実の秀才→遂にブチ切れ→親殺し」と言う重たーい業を背負った元少年A・成嶋亮が辿る、暗黒の空手バカ一代普通の格闘漫画ってスポーツで格闘技やってた人がリアルファイトの世界に触れてカルチャーショック、みたいな筋を辿りがちだけど、「軍鶏」は逆なのですね。そこが面白かった。純粋な暴力として空手を使っていた人が、表舞台に引きずり出されていく。表の世界の方が上位にあるって点が新しい。続きが気になるー。
ところで金的ありの世界で回し蹴りとか踵落としって出せるもんなんですか。もやしっ子なので分かんないけど、とても気になる。