カフェイン無しのコーヒーの木が見つかる

科学雑誌「ネイチャー」によると、ブラジルの研究者チームが、エチオピアのコーヒーの木3,000種を調査した結果、そのうち3種のアラビカ種コーヒーにカフェインがほとんど含まれていないことが判明。通常、カフェインはテオブロミンと呼ばれる植物成分から生成されるものだが、この3種類のコーヒーにはカフェインが生成される際に必要な酵素がないことが分かり、これを利用すれば自然なカフェインなしのコーヒーを製造することが可能という。
カフェインのないコーヒーの木は、以前にもマダガスカル種のものが発見されているが、これは栽培が困難なこと、製品としてのコーヒーの品質が劣ることなどから、製品化にはつながらなかった。しかし、今回発見された種類は、品質はまだ確認されていないものの、通常のコーヒーに近い品質を保つことができると予想されている。

ほうー。味が落ちないんなら(そして勿論値段がマトモだったら)常備しても良いかも知れない。
薬飲んでる人とか、普段からコーヒー飲み過ぎな人には良いニュースだよね。
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「コーヒーの苦味のうち10〜30%程度がカフェインによるもの」らしい。うーむ。