PRIDEテレビ観戦

yoyoyo2005-08-30

さっきから見てるんだけどラウンド数も残り時間も全然出ない。結局は格闘技を見せ物程度にしか思ってないのが丸わかりの馬鹿にした仕様ですね。
19:49 格闘技ファンとか言っておきながら今回の対戦カードすら知らなかった俺が言うのも何ですが、吉田秀彦×タンク・アボットって何なんだこのカードは。ところで知人からのタレコミですけど、吉田秀彦って会話における下ネタの比率が非常に高いらしい。さすがに体育会系だ。偏見ですかね。ですよね。あと平成の三四郎こと古賀稔彦の爽やかさとかっこよさは異常、とも聞いた。
あ、残り時間が出た。
20:17 - ショーグン×アローナ。ショーグンのファイトは野蛮に見えるけどPRIDEルール的には物凄く洗練されていますね。猪木アリ状態から、踏みつけを肩越しに繰り出して片膝でパウンド、ってのは強力なパターンだ。
20:34 - ヒョードル×ミルコ。結果は先日見ちゃったんですが、うーん。楽しみだ。
20:35 - ヒョードルからのプレッシャーが尋常ではない。これは強い。
20:40 - ヒョードルが上になった。ヒョードルには相手がガードを取っていても、お尻側に体重を入れた状態からいきなり飛び込んで強力なパンチを当てる技術がある。これを凌いでいるミルコがいかに凄いことか。ノゲイラと違って防御に徹してるがゆえの強さもあると思うけど、それにしても凄い。
21:03 - パウンドを必勝パターンとしているヒョードルと、スタンドでのKOを必勝パターンとしているミルコの方法論の勝負って気がしてきた。もちろんPRIDEルールの中での話だけど、スタンドの状態でも常にその後の展開をプレッシャーとして与えられる点でヒョードルがやはり有利だ。カウンターを貰いかねないリスクを冒してでも距離を詰め続け、ミルコの決め手を封じてしまったヒョードルの作戦勝ちと言えそうだ。タックル&寝技、パンチ&パウンドという総合格闘技ならではのパターンが開発されて以来、ストライカーは何度かそれを逸脱し超えてきたけれど、ヒョードルが現時点での「最強」を示した。凄い試合だった。満足。