ホリエモン、選挙を振り返る

日経ビジネスのインタビュー記事。読み応えがある。面白い。

マスコミのセンセーショナルな取り上げ方や、我々「一般的無能者」の嫉妬によって、「ふてぶてしい風雲児」「バクチ的インチキ商売に邁進するモラルなき無能者」みたいな薄っぺらな人間像が世間に定着していなくもない堀江貴文ですが、そうした印象論を無視して彼の人間の本質のようなものをちょっと想像してみますと、単純に「イヤミなほど仕事がデキる、卓越して頭がキレる、金の作り方を知っている」、そんな人間であろうことは恐らく間違いがないと思います。
俺なんかはやっぱりまだまだ若者ですし、こうしたインタビューを読んだりすると少なくとも亀井な世代に対してよりはずっと親近感を覚えますし、「ホリエモン、いいじゃない」などとも思ってしまうわけですが、将来的に彼の世代の、彼のような考え方をする人間が政治や経済の舞台に台頭し始めたとき、彼らに社会の階層化を心配するような「無能者への理解」みたいな発想があるかどうか、それが少し心配な気もします。ええ、わたくし間違いなく「負け組」サイドの人間なんで、老後とかグチャグチャになったらどうしよう、とか最近本当に思うんです。
と言うわけで、無邪気に応援していた相手に突然ビンタされるような予感を感じて疑心暗鬼に陥っていると言う間抜けなエントリでした。