オリンパス、撮影済画像の手ぶれ補正が可能な「μ801」発表

我が道を行き続けるオリンパスから、こんなコンパクトデジカメが。撮影素子は1/1.8型800万画素CCD、メディアはxDカード、価格は5万円前後、3月中旬発売予定。

本体に搭載したジャイロセンサーが撮影時のXY軸の軌跡と時間を自動的に記録、それらの情報をもとに再生モード内で実行できる。撮影時の軌跡と別の方向に画像を修正することで、ブレを補正するという。補正後の画像は別ファイルとして新たに保存される。

はー。ジャイロセンサーに連動させて直接何かを動かした方が画質的には良いと思うんですが、ソフト面で出来ることならやっておいても損はない的発想ですね。せっかくデジタルなんだからもう何でもありですよ。効果の程は正直疑問ですが、オリンパスのアイデアは毎度唐突で面白い。
Penシリーズなどを手がけたオリンパスの天才設計者・米谷氏によると、「理想のカメラはカメラなんて無いこと。念写です」だそうで、こうした的確な異能さがオリンパスって会社には風土として根付いているのではないかと思う。
でもxDカードはやめてね。