無職

人生における無職期間が、普通の人よりも少しだけ長い。
別に何か狙いがあってそうなったわけではなく、無能と無策が生み出した結果としてそうなってしまったわけだが、それなりに得るところもあったし、得なくて済むなら済ませたかったストレスの類も、それこそ山のように味わった。
普通の人よりも少しだけ長い無職生活を振り返って辿り着いた結論であるが、無職は人間を成長させることもなければ、別に駄目にすることもない。単なる状況である。