「超こち亀」を買った
「こち亀」の週刊少年ジャンプ連載30周年を記念して刊行された、話題の「超こち亀」を購入しました。初版、重版ともに一気に売り切れて一時は手に入らなくなっていたけど、第三刷が店頭に出回り、今では簡単に買えます。素晴らしい。amazonの在庫も復活しています。
個人的な「こち亀」への印象を述べますと、やたらとオタク文化に食いつくようになり始め、女性キャラをフィーチャーした話が増え出した00年頃以降からはあんまり面白いと思ったことがないんですけども、それでも週刊連載を30年続ける（しかも人気を保ったまま）と言う超人技には驚かざるを得ないのです。「超こち亀」には、そんな「続いているのが当たり前」を支える仕事ぶりを垣間見せる証言がいくつも載っており、読めば驚かされること必至だ。
ゲストの豪華さには目も眩むばかりで、この内容で2100円は絶対にお買い得です。超大物から意外な人まで、日本一豪華な同人誌の様相を呈している。一番面白かったのは江口寿史、平松伸二、池沢さとし、秋本治の四者対談。読み応えありました。「こち亀」がそんなに好きじゃなくても、充分楽しめる内容だと思います。
