日活が「ガッチャマン」「ヤッターマン」を実写化

ヤッターマン」「ガッチャマン」を実写映画化
インデックスHD子会社の日活が、往年の人気アニメ「ヤッターマン」と「科学忍者隊ガッチャマン」を実写映画化する。ヤッターマンは2009年春公開を目指す。
2007年04月10日 13時43分 更新
 インデックス・ホールディングス子会社の日活は4月10日、往年の人気アニメ「ヤッターマン」と「科学忍者隊ガッチャマン」の実写映画化を決めたと発表した。ヤッターマンは2009年春の公開を目指し、具体的に製作が進行しているという。
 両作品は竜の子プロダクション著作権を持つアニメ作品。ヤッターマンは1977年から1979年まで2年間、全108話が放映された。当時のキャラクターデザインは、ゲーム「ファイナルファンタジー」シリーズのイラストなどで知られる天野喜孝氏らが担当し、メカデザインは「機動戦士ガンダム」も手掛けた大河原邦男氏だった。
 ヤッターマンの映画版は、「ゼブラーマン」(2004年)、「妖怪大戦争」(2005年)などの三池崇史監督がメガホンをとり、メカ&キャラクターデザインは実写版「デビルマン」(2004年)のコンセプトデザインを手掛けた寺田克也氏が担当する。
 竜の子プロのコンテンツ展開にあたり、同社とインデックスHD、タカラトミーの3社で、映像化許諾の窓口業務を担う「TCC有限責任事業組合」を設立。グッズやゲーム、モバイル映像配信などをインデックスグループを中心に展開する。

「題材が何だろうと勢いで何とかする」と言うイメージの強い三池崇史だけど、実際にはメタジャンル的なアプローチを得意とする、逆にそれが封じられると常にイマイチな、わりと得手不得手のハッキリした監督さんであると思う。既に有名なスーパーヒーローものと言うジャンルは、恐らく彼の思う壺な領域であろうから、恐らく聞かれるであろう「また三池か」と言う世評は無視することにして、あまり期待せず楽しみに待ちたいと思います。寺田克也は新味ないですね。
と、ここまで書いて今気づいたんだけど、三池がやるのは「ヤッターマン」の方で、「ガッチャマン」については何にも書いていないのね。とんだ勘違いでした。「ヤッターマン」で寺田克也ってどうなんだ。ところでイマージ社が手がける予定のCGアニメ版「ガッチャマン」はどうなっているのか。こちらも期待せずに待ちたい。