ラッパー慕情(DVD)を見た

上記エントリとは関係なく、藤原章監督の「ラッパー慕情」を見た。
前半のやるせなさは凄まじく、これは青春映画としてありなのではないか、かなり素晴らしいのではないか、と思ったのだが、後半は内臓とカンフーだった。これが笑いのツボに入ったり、映画に対する思い入れに共振したりすると「大傑作」と言うことになるのかも知れないが、自分としては腕がもげたり首が飛んだりするのを見ているうちに「これは面白いの?」と言う気持ちになってしまい、見終わったあと少し考え込んだ。
秘宝な人々からすると、君は多分死んだほうがいいよ、もっとゾンビと内臓が好きじゃなくちゃブルジョアになっちゃうよ、と言うことなのかも知れないが、個人的にはうるせえ!俺はゾンビも内臓も全然好きじゃねえんだよ!貴様なんか一生ゾンビゾンビ内臓内臓言いながらカンフーで死ねばいいんだ!と言う思いが多少あるので、ゾンビと内臓が好きじゃない世代もがんばって欲しいと思いました。