流行通信-美女採集、清川あさみ脳の恐怖

美女が好きなので、流行通信の別冊「美女採集」を購入した。

美女採集は、職業「人気アーティスト」として有名な清川あさみが、独自の感性で選んだテーマによって美女を演出するというグラビア企画である。つまり「夏帆×冬牡丹」「広末涼子×孔雀」「香椎由宇×ライオン」みたいな話なのだが、長澤まさみ×パンダ」「リア・ディゾン×カメレオン」と言うのは一種の嫌がらせとか牽制の類と考えてよろしいだろうか。全部で22人が採集されていたが、見たところ長澤まさみが最も美女であった。一番好きなのは夏帆だ。
さて、企画のタイトルそのものが「美女採集」であるし、読者の興味も美女にしか向かわないわけだが、そんな絶望的な状況に果敢に挑まんとするのが創造主・清川あさみその人である。その猛然たる自己主張は数ページを埋め尽くす勢いで、やっぱり無意味な対談があるし、やっぱりポラロイドが沢山載っているのだった。読者としては美女のページを増やして欲しいものだが、人気アーティストに理屈など通用しない。まさに「清川あさみ×ボストロール」と言った趣である。何なんだお前は。呼んでねえよ。多分に誤解されそうなので追記しておくが、このエントリは彼女の容姿を云々しようと言うものではない。清川あさみは多分美女の部類に入る人種であろうし、仮に美女でなかったとしても、別にそんなことはどうでも良い。ただ俺が言いたいのは、ファッション雑誌の対談ってどうしていつも気持ち悪いんだろう、あるいは見開きを埋め尽くすツーショットのポラロイドって一体誰が見たいんだろう、と言うことであり、やたらとはしゃいでいる裏方は不気味だ、と言うことである。
世の中には今日出会った有名人と昔から友達だったかのように振る舞う人間がいる。で、そう言う人間の方が確実に成功する。
みんなもボストロールになるといい。
これだけボロクソに言っておいて何ですが(言い足りないですが)、カーネーションファン的な観点で言えば、ミューズメントのミューズ、安藤裕子が「安藤裕子×クラゲ」として出ているので要チェックかも知れない。