いなげや

常に座りっぱなしで、トイレに行くとき以外は手首から先しか動かさない素敵な畜生タイムによって口を糊する日々なので、生活内の運動量が絶望的に不足しています。その上、ビールとか日本酒とかポテトチップ以外に全く活路が見出せない素敵な畜生ライフに身を落とした日々なので、大して飲めないのに連日ビールビール酒酒ポテトチップポテトチップの生活を送っていたら、太るよね!それはね!
そんなわけで昨年の10月ぐらいから、毎日2駅〜4駅ぶんほど歩いて過ごしている。しかし、ウォーキングは若年者の肥満対策としてはあんまり効率のよい運動ではないんだそうで、有酸素運動なら自転車漕いでる方がよっぽど安全確実に適切な負荷が得られるし、基礎代謝を高めたいならチンタラ歩いているより階段を昇降して筋肉を鍛えた方がよっぽどマシとのことです。つまり徒労でしょうか。
それでもまあ、何もしないよりはマシだろう、筋トレめんどくさいし、という心持ちで、毎日スタスタと歩き続けている。畜生ワークに従事しているお陰で帰りは早い。1時間歩いても9時過ぎには家にいる。幸せなのか不幸なのか。まあどっちでもないんだろう。
散歩コースの途中に、11時頃まで開いているいなげやがある。自分の生活圏からちょっと離れたスーパーで肉やら野菜を眺めるのは、何だか分からないけれど本当に楽しい。店に置いてある全ての品物を買い占めたくなるような、わくわくと楽しい気持ちが湧いてくる。
地元の八百屋で見かけるやつより、断然に素晴らしい長ネギが売っていた。うまそうだから買ってみた。一人前のおでんパックも安かったから買った。おでんパックは、何もかもが面倒くさくなったときの晩御飯として非常に便利だ。
何のために生きているのか分からなくなることがある。