109シネマズ川崎のIMAXはどうなのか

東急レクリエーションの109シネマズが、既存館を改修するかたちでIMAXシアターを新設する。

IMAXが導入されるのは川崎(神奈川)、菖蒲(埼玉)、箕面(大阪)の3館で、これらは日本初のIMAXデジタルプロジェクター導入館になるらしい。オープニング作品は6/19(金)の「トランスフォーマー:リベンジ」で、菖蒲と箕面では6/18(木)に「ダークナイト」の特別上映がある(観覧は抽選、締切済)。ダークナイト見たかった。
で、気になるのはスクリーンのサイズであるが、公式サイトにも記載がなく、ネットを探し回っても数字が出てこない。あまりに気になるので問い合わせてみたところ、「非公表」とのことだった。察するに、あんまり大きくないのだろう。「IMAXデジタルシアター公式ブログ」(→)というものがあり、こちらに設置現場の写真があった。

どう見ても天井が低い。IMAXのスクリーンアスペクト比は1:1.35なので、天井は2階分ぶち抜いたように高く、客席にもスタジアムみたいな傾斜がついているものなのだが、109シネマズの現場写真を見ると天井も座席も全然そのようには見えない。うーむ。
対象物から大体のサイズを推測してみる。自分が行く可能性が高いのは川崎だ。作業している人たちの身長を目安に計算してみると・・・スクリーンの大きさは8.5m×20mぐらいだろうか。するとIMAX上映時は8.5m×11.475mぐらいか。お隣の<シアター6>で35mmのシネスコ版を上映したほうが面積比では大きいことになるが、数字を伏せたのはやっぱりそのせいだろうか。うーむ。
品川IMAXのスクリーンサイズは16m×22mだった。現存する天保山IMAXは20m×28mだ。こうしたレベルを想像しているとガックリすることは確実と思われるが、来週末は川崎に「トランスフォーマー:リベンジ」を見に行く予定であり、チケットも予約済みであり、スクリーンが小さくてもIMAXデジタルプロジェクターの映像は見てみたいのであり、まあいいや。
追記1:id:gust_notchさんの「Gust Notch? Diary」(→2009-05-24のエントリ)を読んでいたら、109シネマズ川崎が配布してたシネマガイドには

「作品により座席数が異なります」との但し書き

があったとのことで、もしかするとIMAX上映のときは前方のブロックを販売しないのかも知れません。「IMAXデジタルシアター公式ブログ」に掲載されていた写真(→@箕面)や、座席のレイアウト(→PDF@川崎)を見ていると、流石に無理があるのではないか、東急レクリエーションは頭が狂っているのか、という疑念のようなものが浮かんで来ざるを得なかったのですが、既存館を無理矢理IMAXに仕立てるための仕掛けは一応している、ということのようです。
追記2:gust_notchさんが、109シネマズのIMAXに関連する情報を、加えていくつか紹介されています(→「Gust Notch? Diary」|2009-06-13のエントリ)。カーソルが照準・・・!と思っていたら、これはゼビウス!いかす!ううむ、これはやっぱり実際に見てみるしかないですね。
関連:トランスフォーマー/リベンジ@109シネマズ川崎IMAXを見てきた(2009-6-19)