OpticFilm7500iAI

Plustek社のフィルムスキャナ「OpticFilm 7500i AI」が、明日(6/16)から国内発売されるようです。国内の公式代理店はオーグ社(→)。

オーグ、ゴミ検知機能搭載の7,200dpiフィルムスキャナー
 オーグは、Plustek社のフィルムスキャナー「OpticFilm7500iAI」を16日に発売する。価格はオープンプライス。直販価格は6万7,500円。対応OSはWindows 2000/XP/VistaMac OS X 10.3.9以降。
 5月に発売した「OpticFilm7300」の上位機種。35mm判のネガ、リバーサルフィルムなどのスキャンが可能。最大読み取り範囲は36.8×25.4mm。読み取り解像度はOpticFilm7300と同じ7,200×7,200dpiだが、赤外線チャンネルによりスキャン画像上のゴミを検知する「iSRD」(Infrared Smart Removal of Defects)機能を搭載する。また、検知したゴミや傷を補正する「SRD機能」も備える。
 複数回の読み取りを行なう「Plustek Multi-Sampling」も有する。より安定した読み取りが見込めるという。センサーはCCD。光源はコールドカソードランプ。読み取り形式はシングルパス。
 スキャン速度は、7,200dpi時が97.29秒、3,600dpi時が24.22秒。Multi-Samplingを有効にすると、スキャン時間がおよそ2倍になる。
 データ管理ソフト「SilverFast」(英語版)などが付属する。本体サイズは120×272×119mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.5kg。フィルムホルダーとスライドホルダーが付属する。

Amazon.comの価格は送料別で498.42ドル(→)だった。電化製品には海外発送してくれないものもあるけれど、この製品は大丈夫のようだ。すると、67,500円という国内販売価格はかなり高く感じるが、日本語設定マニュアル(PDF)とかが付属する様子。安易にお勧めはできないものの、オマケが不要な人は海外から購入するのもアリという気がします。
「Plustek OpticFilm7500i AI」の詳細なスペック。

7200dpiというのは凄いなー。ダイナミックレンジは3.5とある。ちなみにEPSONフラットベッドスキャナGT-X970のダイナミックレンジは4.0らしい。中判をやる人なら間違いなくGT-X970だと思いますが、35mmだけだとどっちが良いのでしょうね。気になる。
Plustek社の製品ラインナップ。

「7500i AI」より上位の「7600i AI/SE」といった機種もあるようで、これらもいずれオーグ社から発売されるような気がします。「7600i」の2機種は光源が白色LEDになっている(「7500i」は冷陰極管)。ダイナミックレンジは3.5で変らない。
レビューとか。taishimizu.comの方には本文中にスキャン画像がある(画面の左のほうで紹介されているRecent photoは関係ない)。

Flickrの写真。

フィルムスキャン画像に限らずデジカメ画像もそうですが、資料的にオリジナルデータを置いてる人って意外に少ないんですよねー。自分もやらないしなー。