カーネーション さみだれ

矢部さんが脱退して以来、全くカーネーションを聴けない病になってしまい、今年の夏は非常に困った。全くというのは流石に大袈裟だけど、夏以降病状が非常に悪化して、たぶんこの夏は3回ぐらいしかCDをかけていない。一番カーネーション的な季節を、カーネーションなしで過ごしてしまった。91年に「エレキング」を聴いて、それ以来の人生で初めてのことで、個人的には結構な事態だった。そうこうしているうちに晩秋になった。
今日たまたま本屋で雑誌を見ていたら、カーネーションのインタビューがあって、その記事を読んで新譜が出ることを知った。やっぱり色々あったんだよなあ、ということも知った。
帰宅して、本当に久々にカーネーション情報をネットで調べはじめ、ototoyというサイトで楽曲の先行配信があることを知った(→)。近頃流行しているらしいHQD(High Quality Distribution)という24bit/44.1KHzでの配信という点にも興味が湧いて、でも俺本当にカーネーション聴けない病なんだよなあ、買うだけ買ってやっぱり聴かないのかもなあ、とかうじうじ思いながら結局買って、鳴らしてみた。
するとやっぱり格好良かった。カーネーション聴けない病は不治の病とかではなかった。心底安心した。よかったよかった。ほっとした。
そんなわけでずーっと「さみだれ」を聴いている。