強風

昨晩は久々に早い時間に布団に入ったが、風の音が物凄く、すぐに目を覚ましてしまった。
嫌な予感がしてベランダに向かうと、干しっぱなしにしていた洗濯物が消えていた。風で吹っ飛ばされたらしい。下の方を見ても何もないので、風向きから予想される着地点、隣のお宅の屋上に目をやったところ、アルミ製の角ハンガーらしきものが着地しているのが見えた。一体どれほどの風が吹いたのだろう。角ハンガーが夜空を舞ったのだ。あんなところには直線的に落下するだけでは届かない。相当な飛行距離である。
翌朝、菓子折を持参して洗濯物の回収にうかがった。ずぼらがご近所に迷惑をかけるという反省すべき結果となり、一体俺は何をしているのだ。穴があったら入りたい。冬眠したい。人に当たったりガラス割ったりしなくて本当に良かったです。