炭屋弥兵衛 純米吟醸

続けて日本酒のお話です。2006年は色んな日本酒を飲んでみようキャンペーンを開催中であり(個人的に)、色々買って試すことにしている。エンゲル係数が上がりすぎないように注意しよう。なんせ無職だから。原料米は雄町、精米歩合55%。雄町を使ったお酒は好みである場合が多く、それが米のせいなのか偶然なのかは判然としないのだが、何となく期待して購入した。炭濾過の処理をしていないのが自慢だそうで、確かに液色がうっすらと琥珀がかっており、美しい。
さて味だが、口に含んだ瞬間に木の香りのようないがらっぽさがかなり喉に来る。酸味、苦み、渋みのシッカリしたお酒で、飲み応えはあるが自分には若干強すぎであった。燗にしてもこの個性は保たれる。脂身の少ない牛ステーキとかに合いそうな気がしたが、そんなものを合わせる金は勿論ないので実現しないままに飲み干したのだった。