松本人志、第2回監督作品タイトルは「しんぼる」

松本人志、第2回監督作品タイトルは『しんぼる』
3月19日19時54分配信 オリコン
 ダウンタウン松本人志の企画・監督・出演による第2回監督作品の製作発表記者会見が19日(木)、沖縄・北谷町で開幕した沖縄国際映画祭の会場で発表された。タイトルは『しんぼる』。映画の内容について松本は「閉じ込められた男が脱出を図る中、いろんなことに巻き込まれていくといった話」と説明した。すでに昨年9月にクランクインし、4か月かけて撮影。同作は今秋に松竹系で公開が決定している。
 キャストについて松本は「ほとんど僕しか出ていない」。ほかの出演者については「ある外人さんが出ているくらい」と明言を避け、「僕は一切出たくなかったんですが、代わりが見当たらなかったので、泣く泣くといいますか、大人の事情」があったという。
 前作『大日本人』では07年カンヌ国際映画祭の「監督週間」部門でワールドプレミア上映され、期せずして初監督作品が世界デビューを果たした松本だが、今作は海外の映画祭への出品および配給を意識して製作。「(前作は)言葉が通じなくて、自分の気持ちが伝わらないことに歯がゆさを感じていた。今回は、ほとんど言語が出てこない」という。
 4月完成を目指して現在作業中だが「すごくいいものができあがりまして、手応えは相当感じています。どこの星に出しても恥ずかしくない」とキッパリ。すでにカンヌ国際映画祭からはコンタクトがあったことも明かした。

「一見シュールで不可解なコメディだが、実は天皇制についての映画」みたいな、浅ましい功名心が第一報からビンビン伝わってくる気がするのは俺の体調が悪いからに違いなく、深くは考えないことにしますが、最初に彼を映画方面に担いだのは何者なのか。そればかりが気になる。