修理に出していたカメラが戻ってきた/ストラップを買った

修理に出していたカメラ、WIDELUX F7が戻ってきた。故障したのは2007年の夏なので、実に2年ぶりの復調だ。とても嬉しい。
まず、修理に出すのに時間がかかった。変なカメラなので、そもそも受け付けてくれるお店を探すのが大変だ。ここでいいのかなー、どうなのかなー、とか言ってるうちに1年半ぐらいが過ぎていった。
更に、梱包するのが面倒くさかった。カメラを段ボールに詰めて送る作業は意外に恐ろしい。梱包資材がない、とか言ってるうちに数ヶ月が過ぎていった。
で、春先にやっと発送を済ませて、本日やっと戻ってきた。この間もやたらと時間がかかっているが、実は修理そのものは1週間ぐらいで仕上げてくださっていた。こちらで送金の方法がよく分からなかったりして、先方に迷惑をかけるかたちで、やり取りが滞ってしまったのだ。すみませんでした。
故障したのは巻き上げギアで、フィルムが中で引っかかった際、力を入れて巻き取ったのが原因なのだと思う。多分ギアが欠けてしまった。部品交換どころか、もしかしたら部品製作が必要なレベルの重症のように思えたのだが、こともなげに治っていた。すごい。ありがたい。ありがたすぎる。これほど人に感謝される職業があるだろうか。あまりにもうれしく、本日はずっと上機嫌だった。
上機嫌ついでに、カメラにつけるストラップも新調した。新調したというか、故障前に付けていたストラップは他のカメラに回してしまっていたので、新たに買う必要があったのだ。黒い革紐のものにした。かっこいい。長さもちょうどよい。
2年間も故障している間、一体どのカメラで写真を撮っていたのかというと、アホなので2台持っていたのだった。